1990年代

作品ポスター

作 品 解 説

スタッフ・キャスト
ゴジラVSキングギドラ

「ゴジラVSキングギドラ」

平成 3年(1991)12月14日公開 観客動員数270万人

日本上空に頻繁に飛来するUFO。その正体は2204年から未来人を乗せてやって来たタイムマシンだった。ウィルソン、グレンチコ、エミー・カノーと名乗る彼らは、未来の日本を救う為にゴジラを過去の世界で抹殺する事を目的に現代日本に来たと告げた。彼らに協力する事となった政府は、ルポライターの寺崎、超能力少女・三枝未希、生物学者・真崎をタイムマシンに同乗させ、1944年のラゴス島へ送り込んだ。その島では旧日本軍の守護隊がまさに玉砕の危機にあったが、それを救ったのが島に生息していたゴジラの前身、ゴジラサウルスだった。未来人はその恐竜をベーリング海へ転送し、ゴジラは誕生しないこととなった。
だが、エミーがラゴス島に残してきたドラットが核実験によりキングギドラへと変異し、現代の日本を脅かすこととなった。全ては未来人が仕組んだ陰謀であり、彼らはゴジラの代りに自在にコントロールできるキングギドラを使って日本を潰すことを真の目的としていたのだ。彼らは政府に服従を迫った。
この危機に、元ラゴス島守備隊長で大実業家の新堂は、原潜をベーリング海に派遣し、核魚雷によりゴジラを誕生させようとした。だが、既にゴジラサウルスは不法投棄された核廃棄物によりゴジラ化しており、原潜を破壊したゴジラは更に強大となり北海道へ上陸した。北の大地で二大怪獣が激突した。当初ゴジラは苦戦するが、寺沢たちが未来人のコントロール装置を破壊、反撃に出たゴジラはキングギドラをオホーツク海に沈めた。
もはやゴジラを止める術は無いかに見えた時、エミーが未来で改造したメカキングギドラが新宿上空に出現、メカギドラは苦戦の末、ゴジラと共に海底に没したのだった。

良くも悪くも「ゴジラの前身はゴジラサウルスという恐竜」という設定を作ってしまった作品。だが、タイムパラドックスあり、最強の怪獣キングギドラの登場あり、とアイデアと企画が盛りこまれた娯楽作品の見本のような映画である。作者も平成シリーズの中では一番好き。ギドラの鳴き声が変ったのがちょっと残念。
ちなみに、エミー・カノー役の中川安奈の父親はウルトラQ「カネゴンの繭」を監督した中川晴之助氏で、祖父は「バラン」等に出演している千田是也氏らしい。尚、この作品から、伊福部昭氏が劇伴曲に復帰している。

ゴジラ・・・・・・・・・・薩摩剣八郎
キングギドラ・・・・・破李拳竜

寺沢健一郎・・・・・・豊原功補
エミー・カノー・・・・・中川安奈
三枝未希・・・・・・・・小高恵美
新堂靖明・・・・・・・・土屋嘉男
藤尾猛彦・・・・・・・・西岡徳馬
土橋竜三・・・・・・・・小林昭二
真崎教授・・・・・・・・佐々木勝彦
池畑益吉・・・・・・・・上田耕一
ウィルソン・・・・・・・・チャック・ウィルソン
グレンチコ・・・・・・・リチャード・バーガー
M-11・・・・・ロバート・スコット・フィールド
森村千晶・・・・・・・・原田貴和子

製作・・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・脚本・・・・・・・大森一樹
特技監督・・・・・・・・川北紘一

ゴジラVSモスラ

「ゴジラVSモスラ」

平成 4年(1992)12月12日公開 観客動員数420万人

日本政府の依頼を受けたトレジャーハンターの藤戸は、丸友商事社員の安東と元妻の手塚雅子との3人でインファント島へモスラの卵の発掘に向かった。彼らはそこで小美人コスモスの二人と出会う。コスモスは彼らにバトラという怪獣が人類を滅ぼすために出現する事を告げるのだった。果たしてコスモスの告げたとおりバトラが出現し、名古屋へ上陸、街を破壊する。一方、安東は友兼社長の命で、発見したモスラの卵を日本へと移送する。だが、太平洋上で船はゴジラと遭遇、ゴジラの熱線により卵からモスラの幼虫が孵化してしまう。さらにそこにモスラの天敵であるバトラが出現、モスラは脱出し、ゴジラとバトラは激しく争う。そして、ゴジラはフィリピン海溝へ消える。
丸友商事は失ったモスラの卵の代りにコスモスを連れ去り、企業PRに利用しようとする。コスモスを救うためにモスラは東京に上陸し街を破壊するが、雅子に救い出されたコスモスの説得により破壊を止め国会議事堂に繭をはる。
そこにゴジラ、そして成虫となったバトラが現われ、孵化したモスラと横浜みなとみらいで最終決戦が始まる。
和解したモスラとバトラは協同してゴジラに立ち向かい、バトラの犠牲によりゴジラは海中に没する。そしてモスラはバトラの代りに地球に接近する隕石目指して宇宙に飛び立っていった。

「極彩色の大決戦」と謳われるだけあって、鮮やかな色彩のモスラとバトラとが横浜の夜景に映える。女性にも人気がある(らしい)モスラが早くも平成VSシリーズに登場、昭和シリーズを彷彿とさせる進撃コースを辿りそしてゴジラとの戦いとなる。この作品の主役はモスラとバトラであるため、今回ゴジラはやや影が薄いか?
友兼社長に扮する大竹まこと氏は何故か妙に演技がカタい(笑)。

ゴジラ・・・・・・・・・・薩摩剣八郎
バトラ幼虫・・・・・・・破李拳竜

藤戸拓也・・・・・・・・別所哲也
手塚雅子・・・・・・・・小林聡美
安東健二・・・・・・・・村田雄浩
友兼剛史・・・・・・・・大竹まこと
三枝未希・・・・・・・・小高恵美
土橋竜三・・・・・・・・小林昭二
南野丈二・・・・・・・・宝田明
コスモス・・・・・・・・・今村恵子
            大沢さやか

製作・・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・・・・・・・・・・・・大河原孝夫
特技監督・・・・・・・・川北紘一
脚本・・・・・・・・・・・・大森一樹

ゴジラVSメカゴジラ

「ゴジラVSメカゴジラ」

平成 5年(1993)12月11日公開 観客動員数380万人

度重なるゴジラの被害に対し、筑波に設立された国連G対策センターは、海底に沈んだメカキングギドラの残骸を引き揚げ、そのテクノロジーを応用して究極の対ゴジラ兵器「メカゴジラ」を作り上げた。
その頃、ベーリング海にあるアドノア島で奇妙な卵の化石が発見され、その調査隊の前にラドンが姿を表わす。だが、そこにゴジラが出現しラドンは放射能火炎を浴びて海に消える。
京都の国立生命科学研究所に持ちかえられたその卵は、突如孵化し、ゴジラザウルスの子供が誕生する。研究員の梓になついたそのゴジラサウルスの子供はベビーゴジラと名づけられた。
その頃、伊勢湾にゴジラが出現し四日市のコンビナートを襲った。Gフォースは直ちにメカゴジラで出動し鈴鹿山中でゴジラとの決戦に挑んだ。だが、高電圧でゴジラを焼き殺す作戦はメカゴジラの過負荷により失敗し、ゴジラはそのまま京都へと向かった。
ゴジラがベビーを求めていることを察したGフォースは、梓たちの反対を押し切り、ベビーを囮にしてゴジラをおびき出す作戦にでる。だが、空輸コンテナはファイヤーラドンによって奪取され、千葉の幕張へ降ろされる。
それを追うかのように幕張ベイエリアにゴジラが出現。Gフォースの青木一馬が改良した飛行メカ「ガルーダ」がドッキングし「スーパーメカゴジラ」となったメカゴジラも幕張に出撃した。遂にGフォースはゴジラの「第2の脳」を破壊することに成功するが、瀕死のラドンがゴジラにパワーを与えゴジラを復活させる。メカゴジラを倒したゴジラはベビーゴジラとともに海の彼方に去って行った。

「VSキングギドラ」の設定を受けて、未来人のテクノロジーから生み出されたのが、今回登場するメカゴジラである。この設定は更に次回作にも引き継がれているところから見ると、かなり「VSキングギドラ」はスタッフの間でも人気が高いのだろう。この作品から対ゴジラ戦闘専門のGフォースが登場し、以後ゴジラとの死闘が繰り広げられることになる。但し、このGフォースの存在は、ファンによって評価が分かれるところである。
作中登場するメカゴジラのOS「REIKO」は大河原監督のデビュー作「超少女REIKO」からのお遊び(笑)。

ゴジラ・・・・・・・・・・薩摩剣八郎
ベビーゴジラ・・・・・破李拳竜
メカゴジラ・・・・・・・福田亘

青木一馬・・・・・・・・高嶋政宏
五条梓・・・・・・・・・・佐野量子
三枝未希・・・・・・・・小高恵美
佐々木拓也・・・・・・原田大二郎
曽根崎淳・・・・・・・・宮川一朗太
麻生司令官・・・・・・中尾彬
瀬川長官・・・・・・・・佐原健二
細野所長・・・・・・・・高島忠夫
桂木邦雄・・・・・・・・ラサール石井
ESP研究所員・・・・今村恵子
            大沢さやか


製作・・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・・・・・・・・・・・・大河原孝夫
特技監督・・・・・・・・川北紘一
脚本・・・・・・・・・・・・三村渉

ゴジラVSスペースゴジラ

「ゴジラVSスペースゴジラ」

平成 6年(1994)12月10日公開 観客動員数340万人

国連G対策センターでは、対ゴジラ作戦として、メカゴジラを超えるロボット兵器「MOGERA」開発のMプロジェクト、そしてゴジラをテレパシーで操作するTプロジェクトが同時進行されていた。Gフォースの新城と佐藤はTプロジェクトへの協力の為にバース島へ派遣されるが、そこには単身でゴジラと対峙しようとするGフォースの結城がいた。その頃、宇宙から謎の怪獣が飛来し、その迎撃にMOGERAが出撃した。その怪獣は宇宙に飛散したG細胞から生まれた宇宙怪獣スペースゴジラだった。大気圏外でMOGERAを負かしたスペースゴジラはバース島へ飛来、リトルゴジラをクリスタルに閉じ込めるとゴジラを打ち倒した。
一方、Tプロジェクト推進者の一人で企業スパイであった大久保に誘拐され、ゴジラコントロールを強要されそうになった三枝未希は、スペースゴジラの襲来とともに新城と佐藤に救われ、危機を脱する。
福岡タワーを利用してエネルギーを得ようとスペースゴジラは福岡に上陸、それを追って鹿児島湾からゴジラが出現した。結城、新城、佐藤もMOGERAで出撃。MOGERAがスペースゴジラのエネルギー源を断つと、ゴジラによってスペースゴジラは倒されたのだった。

恐らく平成VSシリーズの中で最も評価の低い(であろう)作品(笑)。特に福岡タワーあたりのセットは福岡県人の目から見るとかなり出来悪し。本来この年はUSA版ゴジラが公開される予定であったが、その製作の遅れにより、急遽この作品が製作されたというのが裏事情らしい。
しかし、これまでゴジラ一色であった三枝未希が新城にほのかな恋心を寄せるなど彼女の人間的成長がきちんと描かれており、その点は評価できる。

ゴジラ・・・・・・・・・・薩摩剣八郎
スペースゴジラ・・・播谷亮
モゲラ・・・・・・・・・・福田亘
リトルゴジラ・・・・・・リトル・フランキー

新城功二・・・・・・・・橋爪淳
佐藤清志・・・・・・・・米山善吉
三枝未希・・・・・・・・小高恵美
結城晃・・・・・・・・・・柄本明
権藤千夏・・・・・・・・吉川十和子
大久保晋・・・・・・・・斎藤洋介
麻生司令官・・・・・・中尾彬
コスモス・・・・・・・・・今村恵子
            大沢さやか

製作・・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・・・・・・・・・・・・山下賢章
特技監督・・・・・・・・川北紘一
脚本・・・・・・・・・・・・柏原寛司

ゴジラVSデストロイア

「ゴジラVSデストロイア」

平成 7年(1995)12月 9日公開 観客動員数400万人

バース島が天然ウラン資源の爆発によりゴジラ、リトルゴジラとともに消失した。そして、赤く発光するゴジラが香港に出現した。ゴジラの体内にある原子炉が暴走しはじめたことを予見した山根健吉はGフォースに参加する。健吉は大戸島でゴジラと遭遇した新吉の息子だった。新吉は山根博士の養子となっていたのだ。
同じ頃、ミクロオキシゲンの発明者、伊集院博士はTVキャスターをしている健吉の姉、由香里の番組に出演するが、それを見ていた山根恵美子はそれがあのオキシジェンデストロイヤーと同じものではないかと危惧する。伊集院博士は東京湾岸の埋立地周辺での原因不明の事故を調査するためにその土を持ちかえり、そこに40年前に使用されたオキシジェンデストロイヤーの影響で発生した微生物を発見する。
ゴジラは東京に上陸するが、スーパーXVの冷凍レーザー攻撃で一時活動を停止する。またリトルゴジラもゴジラジュニアとなって姿を表わす。ジュニアは北のアドノア島を目指していた。
埋立地に大量発生した怪物はミクロオキシゲンを吐き人間を襲った。伊集院博士は怪物が冷凍攻撃に弱い事を見抜き、冷凍メーサーによる攻撃が敢行されるが、怪物は合体して怪獣デストロイアとなり東京を襲った。
Gフォースはデストロイアとゴジラを闘わせる事を計画、三枝未希は不本意ながらジュニアをデストロイアのところへ誘導する。ジュニアとゴジラは戦い、互いに傷つき倒れる。そこに暴走がはじまったゴジラが現われる。ゴジラがメルトダウンを起こせば日本どころか地球全体が危機に陥る。そして、炎の中から巨大な姿となって蘇ったデストロイアとゴジラの戦いが始まる。さしものデストロイアも暴走したゴジラの敵ではなかった。デストロイアを倒したゴジラは周辺に放射能を撒き散らしながらメルトダウンを起こし消えて行った。
だが、突然放射能が減少をはじめ、煙の中に新たなゴジラの影が・・・。

遂に完結する平成シリーズ。作品冒頭からゴジラ第1作と同じ始まり方をする、オキシジェンデストロイヤーによって誕生した怪獣の出現、山根家書斎の再登場など徹底してゴジラ第1作を意識して作られている。河内桃子さんの出演も話題を呼んだ。埋立地でのデストロイア幼体とGフォースとの戦いは「エイリアン2」のパクリだが、まあ許そう(笑)。ゴジラ消失のシーンにはただた涙、である。

ゴジラ・・・・・・・・・・薩摩剣八郎
ゴジラジュニア・・・・破李拳竜
デストロイアU・・・・播谷亮
デストロイア・・・・・・柳田英一

山根ゆかり・・・・・・石野陽子
伊集院研作・・・・・・辰巳琢郎
山根健吉・・・・・・・・林泰文
三枝未希・・・・・・・・小高恵美
小沢芽瑠・・・・・・・・大沢さやか
麻生司令官・・・・・・中尾彬
国友長官・・・・・・・・篠田三郎
黒木翔一佐・・・・・・高嶋政宏
山根恵美子・・・・・・河内桃子

製作・・・・・・・・・・田中友幸・富山省吾
監督・・・・・・・・・・・・大河原孝夫
特技監督・・・・・・・・川北紘一
脚本・・・・・・・・・・・・大森一樹

ゴジラ2000ミレニアム


「ゴジラ2000 ミレニアム」

平成11年(1999)12月11日公開予定 観客動員数200万人

北海道・納沙布岬にゴジラが上陸した!GPN(ゴジラ予知ネット)主宰の篠田雄二と科学雑誌記者・一ノ瀬由紀、そして篠田の娘イオは、ゴジラ観測装置の設置のために根室を訪れており、この事件に遭遇する。篠田はゴジラ接近を試みるも、逆にゴジラに追われ寸での処で脱出に成功する。
根室市を破壊し尽くしたゴジラは、何処とも無く去っていった。
その頃、茨城県鹿島灘沖の日本海溝で直径200Mの巨大な岩塊が発見される。CCI(危機管理情報局)の科学者・宮坂四郎の調査により、その岩塊は未知の鉱物から構成され、六千万年以上も前に飛来した隕石だと判明した。自力で海上へと浮上したその隕石に、宮坂は生物ではないかとの疑問を持つ。
再びゴジラは姿を現し、茨城県東海村を襲った。内閣官房副長官兼CCI局長・片桐光男の指揮の下、原子力発電所を死守すべく自衛隊がゴジラを迎え撃つ。ゴジラを追って東海村にやってきた篠田は、片桐に攻撃中止を進言するが、片桐は新兵器「フルメタルミサイル」を使用してゴジラを攻撃する。
そこに、巨大岩塊が飛来しゴジラと対峙した。岩塊の正体は巨大なUFOだったのだ。UFOの攻撃を受けたゴジラは海へと吹き飛ばされ、UFOもまたゴジラの攻撃を受けて鹿嶋市の北浦に墜落、沈黙してしまう。
CCIの手で調査されたUFOには生命体は存在せず、気体とも液体ともつかないものに満ちていた。
篠田はCCIへ協力を仰ぎ、ゴジラ細胞の解析を開始した。そして、ゴジラ細胞の驚異的な再生力に寄与する「オルガナイザーG1」を発見する。
UFOは再び活動を開始し、新宿副都心に飛来する。片桐はUFO殲滅作戦を敢行するが、そこにゴジラも上陸してくる。UFOの中にいたのは、長い宇宙旅行の果てに自らの肉体を捨て去った宇宙人「ミレニアン」だった。
彼らは再び肉体を取り戻すためにゴジラの「オルガナイザーG1」を欲していたのだ。篠田と由紀は彼らが地球を支配しようと考えていることを突き止めた。
戦いの末ゴジラからオルガナイザーG1を吸収したミレニアンは束の間本来の肉体を取り戻すが、しかし制御しきれずに宇宙怪獣オルガへと変貌を遂げる。オルガはゴジラを吸収し尽くし、新たなゴジラとして地上を支配しようとする。だが、ゴジラの驚異的なパワーはオルガを葬り去った。
ゴジラは片桐を葬った後、怒りを表すかのように新宿を焼き尽くすのだった。

4年間の休止を経て遂に発表となった新作「ゴジラ2000ミレニアム」。舞台は、昭和29年以来数回に渡ってゴジラの脅威に曝されている、平成シリーズとはパラレルな日本。
公開前から多くの注目を集めた作品であったが、ファンを100%満足させる出来とは残念ながらならなかった
しかし、新しいゴジラ像を模索するためには必要な通過点であるのだと作者は思う。

ゴジラ・・・・・・・・・・喜多川務

篠田雄二・・・・・・・・村田雄浩
一ノ瀬由紀・・・・・・・西田尚美
篠田イオ・・・・・・・・・鈴木麻由
宮坂四郎・・・・・・・・佐野史郎
片桐光男・・・・・・・・阿部寛

製作・・・・・・・・・・・・富山省吾
監督・・・・・・・・・・・・大河原孝夫
特殊技術・・・・・・・・鈴木健二
脚本・・・・・・・・・・・・柏原寛司・三村渉