番外編

作品イメージ

作 品 解 説

スタッフ・キャスト
流星人間ゾーン

「流星人間ゾーン」

昭和48年(1973) 4月 2日〜 9月24日 日本テレビ系放映 東宝映像製作

地球から遠く離れた大宇宙、平和の星ピースランド。その平和も悪魔の星ガロガの野望に一瞬にして破られた。ピースランド壊滅。安住の地を失ったピースランド星人はファミリーごとにパンドラカプセルに乗り、平和の星を求めて流星人間となったのだ。一方、地球を第2の征服目標にしたガロガは宇宙要塞を建設し、恐獣ミサイルが地球を狙った。流星人間を乗せたカプセルの1ファミリ−だけが地球に漂着した。彼らは新地球人としてガロガ星人と対決した。そのファミリーの名は、流星人間ゾーン!

東宝映像初のTVヒーローシリーズで、そのスタッフには本田猪四郎、福田純、中野昭慶、川北紘一などの錚々たるメンバーが名を連ねている。作品にはゴジラをはじめとする東宝怪獣も出演し、人気を盛り上げた。
ゴジラが登場するのは、第4話「来襲!ガロガ大軍団 ―ゴジラ登場―」、第5話「キングギドラをむかえ撃て!」、第6話「キングギドラの逆襲!」、第11話「間一髪 ゴジラの叫び!」、第15話「沈没!ゴジラよ東京を救え」、第21話「無敵!ゴジラ大暴れ」、第25話「凄絶!ゾーン・ゴジラ対恐獣連合軍」など。
ちなみに第11話にはガイガンが登場している。

ゾーンファイター・・・・・久須美衛
ゴジラ・・・・・・・・・・・・河合徹

防人光・・・・・・・・・・・青山一也
防人蛍・・・・・・・・・・・北原和美
防人明・・・・・・・・・・・佐藤賢司
防人陽一郎・・・・・・・中山昭二
防人月子・・・・・・・・・上月佐和子
防人雷太・・・・・・・・・天草四郎
ナレーター・・・・・・・・小林清志

監修・・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・・・・・・・・・・・・本田猪四郎
            福田純
            小栗康平 他
特殊技術・・・・・・・・中野昭慶
            川北紘一
            神澤信一
脚本・・・・・・・・・・・・上原正三
            福田純 他

GODZILLA

「GODZILLA」

平成10年 7月11日公開  トライスター・ピクチャーズ

1968年、仏領ポリネシアのムルロア環礁で核実験が行われた。それから30年後、太平洋上で操業していた日本の漁船小林丸は何者かに襲われ海に消えた。只一人助かった老コックは、保険調査員フィリップの前で「ゴジラ、ゴジラ・・・」と繰り返し呟くのだった。同じ頃、若き科学者ニックは、米国務省の要請で向かったタヒチで、巨大生物の足跡を見る。そして、ジャマイカでは巨大な何かに襲われた貨物船の残骸から爬虫類の肉片を発見する。
遂にその巨大生物は雨のニューヨークに上陸する。街を駆け抜け姿を消した怪物は、TV局クルーのアニマルによってその姿が捉えられていた。ニックと軍は大量の魚で怪物を誘き出す作戦を敢行、だが出現した怪物は摩天楼を舞台に戦闘ヘリ群と闘い、これを全滅させると再び姿を消した。アニマルの仕事仲間であり、ニックのかつての恋人だったオードリーと再会したニックは検査薬を用いて怪物が妊娠中であることを突き止めた。だが、ニックが目を離した隙にオードリーは極秘扱のビデオテープを持ち出してしまう。そのテープはTVで放送され、ニックは対策メンバーを追われる。そこに現れたフィリップ。彼の正体は仏のシークレット・サービスであった。
ニックはゴジラの巣を見つけるためにフィリップに協力し、彼の仲間と共にNYの地下に潜った。同じように、自らの行いを恥じたオードリーもアニマルとともに地下に潜る。
その頃、セントラルパークに出現したゴジラは米軍の攻撃に追われハドソン川に逃げ込むが、そこで潜水艦の攻撃を受けて川底に沈む。誰もがゴジラを倒したと信じていた。
一方、ニックたちはマディソン・スクエア・ガーデンで大量に産み付けられたゴジラの卵を発見する。その卵から次々とベビー・ゴジラが誕生し、彼らを襲った。生き残ったニック、フィリップ、オードリー、アニマルの四人は放送設備を使ってこの模様を伝え、ベビーゴジラはF-18の爆撃により死に絶えた。
そこに子供を虐殺されて激怒したゴジラが出現し、四人の乗ったタクシーはゴジラに追いまわされる。ブルックリン橋まで来たゴジラは、橋のワイヤーに絡み捕られ、さらにミサイルの攻撃で遂に最後を迎えるのだった。
喜びに湧くNY市民。だが、只一つ残った卵から最後のベビーが孵化していたのだった。

日本公開後、賛否両論を巻き起こしたアメリカ版ゴジラ。そのストーリーは「ゴジラ」というよりも「原始恐竜あらわる」に近いか?ゴジラの造形も日本のものとは大きくかけ離れている為、「別物」とする人も多い。しかし、CGを駆使した映像など、日本のゴジラも見習うべき点は多いにある。
アメリカではアニメシリーズが製作され、子供達の人気となっており、また、「GODZILLA2」と「GODZILLA3」も企画されているらしい。「2」では怪獣対決が見られるという噂もチラホラ・・・。

ニック・・・・・マシュー・プロデリック
オードリー・・・・マリア・ティピロ
アニマル・・・・・ハンク・アザリア
ケイマン・・・・・・ハリー・シアラー
ヒックス大佐・・・ケビン・ダン
オニール軍曹・・ダグ・サバント
フィリップ・・・・・・ジャン・レノ

プロデューサー・・ディーン・デブリン
監督・・・・・・・ローランド・エメリッヒ
脚本・・・・・・・ローランド・エメリッヒ
        ディーン・デブリン
ゴジラデザイン
      ・・・パトリック・タトプロス

ゴジラアイランド


「ゴジラアイランド」

平成 9年10月 6日 〜 平成10年 9月30日 テレビ東京系放映 

西暦2097年、人類は怪獣達との共存の時代を迎え、太平洋上に怪獣達の楽園「ゴジラアイランド」を
築き上げた。そして、地球政府は人類と怪獣を災害から守る保安部隊「Gガード」を結成した。
そんなある日、突如X星人が地球に攻撃を仕掛けてきた。Gガードと怪獣達は暗黒大皇帝率いるX星人との戦いの日々を迎えたのだった。

毎週月曜〜金曜朝7時25分から5分間(実質は3分間ほど)放映された子供向け帯ドラマ。登場する怪獣たちはなんとすべてソフビを改造したもの!
鵜川薫演じるX星人2代目地球攻撃隊長・ランデス、麻生かおり演じる怪獣ドクター・神宮寺ミサトなど、登場人物を殆ど女性が占めており、子供たちだけでなく「大きなお友達」の間でも密かな人気番組だった

神宮寺餅介・・・・・・・・団時朗
神宮寺ミサト・・・・・・・麻生かおり
ランデス・・・・・・・・・・・鵜川薫